私のサロンのお客様の中で「骨格診断が気になって来ました♪」と言われる方は半分以上になります。
今年は私の好きな雑誌「CLASSY(クラッシィ)」でもシリーズで特集を組んでいましたし、骨格診断の本もたくさん出版されていますよね。
良くありがちな「体型」ではなく、「骨格」という言葉に「え?なに??」となるようです。
こんな風に、興味を持ってきていただいたお客様に骨格診断をさせていただいていますが、「骨格診断のタイプを知っても活かせていない」方がいらっしゃるのも事実。
今日は、私自身がパーソナルカラー診断や骨格診断をさせていただく中で感じている事を書いていこうと思います。
骨格診断は理解するのがむずかしい
サロンにはいろんな方がいらっしゃいます。
個性もライフスタイルも皆さん違います。もちろん、診断結果もそれぞれの方で違っています。
その中で、
自分の骨格診断のタイプを知り、それを活かして服選びができるようになって楽しい!!
と感じる方と
自分の骨格診断のタイプを知っても、イマイチ診断結果を活かせていなくて、今までとあんまり変わっていない
と感じている方がいらっしゃいます。
もちろん、
骨格診断というものが難しい
という事もあります。
各タイプごとに、似合うアイテム似合わないアイテム、素材の選び方や形、柄の大きさなど、本当に内容がもりだくさんで、一度聞いただけでは覚えきれないボリュームです。
それをたった数時間で一気にご説明するので、お客様の中には当然理解できていない部分もあると思います。
骨格診断が活かせない原因は?
それでもその数時間で、自分の中に落とし込める方と、落とし込めない方がいらっしゃるのはなぜでしょう。
それは
今までの服への向き合い方の違い
が大きいのでは、と思っています。
例えば
今までも自分が着る服に向き合ってきた人。
普段から、
- 流行のアイテムにもチャレンジしてみる
- これは何となく似合わないなぁと自分なりに分析している
- 着回しや組み合わせを考えてみる
- 年に数回はファッション誌を読んでいる
そういう人は、骨格診断の結果を聞くと
「なるほど!だからあのアイテムは似合わなかったんだ!」
「体型の苦手な部分はこうカバーすればいいんだ!」
と、納得して服選びにすぐ活かしていらっしゃいます。
逆に
- 朝はいつもなんとなく手に取ったものを着ている
- 服を買う時は値段で選んでいる
- ファッション誌はもう何年も読んでいない
- オシャレは一部の人がするもの、と他人事のように思っている
そういう方は、骨格診断の結果を聞いても
今までの服選びの発想とは全く違うものなので、結果を理解するのにとても時間がかかってしまいます。
私は診断結果をお話しする時に、雑誌の切り抜きや雑誌そのものを使ってコーディネート例をお見せするのですが、普段からファッション誌を見慣れていないと、コーディネート写真のどういうところがポイントなのかがわからないこともあります。
こんな風に、普段からの服との向き合い方が違うと、診断結果の受け取り方も大きく違ってきます。
そうするともちろん、実際に自分で服選びをしていく時にも、大きな差が出てきてしまう事は想像できますよね。
活かせないのは、服への思い入れの違いかもしれません
そもそも、
「服はただ着ていればいい」
と考えているのと、
「自分をきれいに見せるため、心地よくあるために服を選ぶ」
という発想では、
根本的に目指す所が違ってきます。
骨格診断に関する本や雑誌もたくさん出ていますが、あれはやはり「今まで服としっかり向き合ってきた人」が、さらに良くなっていくためのものだと思っています。
きっと「服はただ着ていればいい」と思ってきた人は、本に掲載されている似合うアイテムを着たとしても、
なんとなく垢抜けないなぁ
いまいち、活かせていない。。。
と感じる場面が出てくると思うのです。
では「服はただ着ていればいい」と考えていた人は、骨格診断は受けてもムダなの?
いえ、大丈夫です!
安心してください♡
ただ、手順を踏まずに、いきなり骨格診断を受けてしまうとムダになってしまう場合もあります。
それについては、こちらの記事で解説していますので、よかったら読んで見てくださいね。
骨格診断へ行く前にしておいて欲しい事とは?
https://style-image.com/kokkaku-ikumaeni/